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2 建物賃貸借契約の終了

(3)法定解除

(イ)信頼関係破壊
  • 建物賃貸借契約において、賃借人に賃料不払いがあった場合には、賃貸借契約を解除することができますか
  • 建物の賃借人が家賃を滞納しているときは、貸主は賃貸借契約を解除できます。
    ただし、たとえ契約上は1回の賃料不払いによりすぐさま賃貸借契約を解除することができる旨の条項があっても、賃料不払いによって賃貸人との間の信頼関係を破壊するに至ったと言えない場合には解除は認められません(信頼関係破壊理論)(信頼関係破壊理論については、「Q 賃貸借契約では信頼関係破壊理論というものがあるそうですが、どのようなものですか」を参照して下さい)。
    いかなる場合に信頼関係を破壊するといえるかどうかについては、賃料不払いの回数だけでなく、不払いの額、賃借人側の態度、賃貸人側の態度などの諸事情が判断の資料となります。
    借家の場合、6か月程度の賃料の滞納があれば、よほど特殊な事情でもない限り解除は認められます。なお、2カ月分の不払いでも解除を認めた判例もあります。