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2 建物賃貸借契約の終了

(6)その他の問題 

  • 私はアパートを賃貸しているのですが、賃借人が破産してしまいました。この場合、賃貸借契約を終了させることは法律上可能でしょうか
  • 賃借人に賃料の不払いがあれば、債務不履行に基づく解除により賃貸借契約を解除することができるでしょう。
    一方、賃借人が賃料を支払っていたけれども破産した場合には、賃貸人は破産管財人に対して、一定の期間を定めて、その期間内に契約を解除するか、または契約を継続するのかを催告することになります。この場合に、破産管財人から一定の期間内に返答がない場合には、契約が解除されたものとみなされることになります。
    もっとも、建物賃貸借について賃借人が個人の場合には居住保護の必要性から、破産者は破産財団(破産者の財産であって、破産管財人にその管理及び処分をする権利が専属するものをいいます。破産財団については、当グループが運営しております朝日中央インターネット無料法律相談のカテゴリ「破産・民事再生・任意整理」の「Q 破産財団とは何ですか」を参照して下さい)に対して賃料に相当する額を払えば居住し続けることを認めてもよいとする見解もあります。